首に出来たシコリが癌だった時の話する?

上咽頭癌(ステージ3)リンパ節移転の発覚から治療まで

はじめに

▼9月

最初に違和感を感じたのは、9月末。

仕事の休憩中に、首のマッサージをしていたら右耳のすぐ下にしこりがあることに気付きました。

今までそんなしこりはなかったし、少し気になるので次の週の休み、すぐに病院に行きました。

 

▼9月29日

最初は、自宅近くの内科。

症状を説明すると、レントゲンを撮るかもしれずこの病院の施設では対応が出来ないとの事で

隣駅の少し大きめの病院を紹介され、咽頭科にかかったと思います。

その日は原因が分からず、二週間後に病院へ来るように言われました。

 

▼10月13

経過観察

2週間後も腫れているようなら来るように言われる。

 

▼11月

ひと月ほど用事が立て込み、11月にもう一度診察。

悪性リンパ腫の可能性もあるが、この病院では分からないため

大学病院に紹介状を書いてもらう。

 

▼12月15日

大学病院にて診察。

その際、首のシコリから細胞を取られる。(めっちゃ痛い)

そして何故か鼻の奥にもピンセットを入れられ細胞を取られる。(死ぬほど痛い)

 

▼12月22日

先週の診断結果。

なんとなく嫌な予感がして、初めて母親を連れて病院に行く。

先生から「残念ながら、癌ですね。お若いので、早めに治療をされることをお勧めします」と告げられる。

そして癌専門の病院へ紹介状を書いてもらい、家族会議。

 

ざっとこんな感じです。

 

癌を告げられた時は、勿論びっくりはしましたが何となく最悪の事態も考えて覚悟していたので個人的には落ち着いて受け止めた気がします。

6年前に部位は違いますが、癌で友人を亡くしていたので「癌=死」というイメージが強く

・・・短い人生だったな、と瞬時に死を覚悟し、家にあるオタクのグッズどうしようかな…と悠長な事を考えていた気がしますw

 

一番精神的に辛かったのは、両親に癌だったと報告する事でした。

病院を出てすぐ、がんセンターの封書を見せた時「何でお前なの?」と泣き崩れた母と

実家のリビングで、結果を報告すると小さな声で何度も「そうか…そうか…参ったな…」と呟いた父親の顔は今でも忘れられません。