抗がん剤を止めました
1月半ばに再発のお知らせを頂いて、5月頭くらいまで怒涛の毎日でした。
どうしても抗がん剤(TS-1)での治療が嫌で、他の治療法はないかという要望に
主治医が免疫療法の治験をやっている病院があるとの事でその病院を紹介してもらい
結局、条件に合わず治験を断念したり。(その後、その治験は終了)
その後も、セカンドオピニオンで病院を2つ巡り、結局のところTS-1しか
方法はないという事が分かり(手足の痺れや前の抗がん剤の後遺症があるので)
延命目的ではあるけれど、その方向性で3週分は薬を飲んだと思います。
私に出た決定的な副作用はいくつか。
・食欲不振
・飽満感
・吐き気(たまに)
・倦怠感
・色素沈着
副作用が少ないと言われるTS-1でもこれほどの実感がありました。
それから、これはよく分からないかもしれないけれど
精神的な落ち込みが物凄いのです。
抗がん剤=苦しい、きつい
という概念がもう既に体にも脳にも植え付けられているので、この薬を
一生飲むのか…と思うと、精神的にきつく、落ち込んでしまい
死んだ方がましなのではないか?と思う毎日が続きました。
私は知らなかったのですが、父親が私の余命を主治医に聞いていたらしく
どうやらTS-1での治療をしても長くて5年生きるか生きないか、だという事。
(これは父親が私にずっと黙っていてそれでひと悶着がありましたが、またの機会に)
ちなみに治療をしなければ今年の秋か来年の春だそうです。
再発と聞いた瞬間からなんとなく、今年いっぱいかなぁ~と思っていたのでビンゴって感じで、そんなにショックもなく。
このまま憂鬱な気分のまま、薬を飲んで、弱っていく体で5年ほど生きるのか。
たった5年
されど5年。
のこされる側からすれば、きっとされど5年。
でも、家族は私が抗がん剤治療を止める事を止めませんでした。
とても感謝しています。
もちろん、治療を止めて何もしていないわけではありません。
今やっているのは食事療法&サプリ療法です。
・グルテンフリー
・炭酸を飲まない
・人参ジュースを飲む
・補いきれない栄養分をサプリで摂取etc...
この考えに至るまでは色々ありました。
病院で治療することが絶対と考える人には信じられないかもしれませんが
私は今の医療に対して疑問を持っています。
今の私の身体のバグは全て癌によるものではなく、癌の治療における後遺症だと断言できます。
人間の体に必要な栄養素が全て揃っていれば、人間は病気にはならないと言います。
私は何も知りませんでした。
身体に悪いことばかりして、完治した後も病気になる前と同じ食生活を続けていました。
ストレスもためていました。
だから、再発してしまったのだと思います。
それ故に、これからも身体に毒を入れ続けて延命するのであれば、健康的な生活をし
出来る限り食の改善をして、体に必要な栄養を入れて行こうと思ったのです。
いきなりこんな話をしても、こいつ頭おかしくなったな…と絶対に思われると思うので
詳しいことは言いませんが、もし私がこのブログを来年の春以降も続けられ
元気で生きていたなら、きっと信じてもらえるかなと思っています。
抗がん剤を飲んでいた時よりも、気持ちが前向きで病気も絶対に治ると信じています。
病院の先生のいう事がすべて間違っているとは言いません。
でも、先生の言う事をすべて鵜呑みにするのも違うと思います。
選択する権利があるのは自分自身です。
少しでも、ガンで苦しむ人がいなくなりますように、そう願っています。