治療について
前の記事でも少し触れましたが、私の癌は鼻の奥に出来ているので
顔をカパッとあけて手術というのは不可能です。
なので、放射線を当てて癌を小さくする治療と抗がん剤の治療を併用していくことになります。
全く知らなかったのですが、抗がん剤にも沢山種類があるらしく
私の治療法は以下の通りです。(意味はよくわからないです)
シスプラチン+放射線、のち、5FU+シスプラチン療法
▼抗がん剤治療
2週間に一度の投薬を三回。(点滴・要入院)
これが1セットです。
これを2セットするのが通例らしいです。
しかし、2セット目は根絶治療という事で、徹底的に癌をやっつける
という意味で行うらしく、全員が2セット必ずやるというわけではなく
中には治療が苦しくて途中で止める人も居る、という話を聞きました。
1セット目と2セット目の間は1か月ほど抗がん剤治療はお休みします。
これで約半年です。気が遠くなりました。
語彙力ないので、もう貰った紙を添付しますネ…
☆主な副作用
吐き気・おう吐(今は点滴の前に多くの吐き気止めなどを入れるので、TVドラマのようにおう吐しまくる人は少ないとの事)
貧血
食欲不振
倦怠感
脱毛
手足のしびれ
▼放射線治療(放治)
放射線を癌に直接照射して焼いていく?治療です。
これは休まず間隔を開けずにやっていくことが大事らしく土日除いて平日は毎日照射します。
入院中は病室から通い、退院すると通院します。
照射中動くことは厳禁なので、マスクを作り、台に横たわると顔の周りから
胸元に掛けてメッシュ状のマスクで顔を固定します。
一度痛いのに我慢したら鼻がつぶれるかと思ったので、違和感があったり
痛みがあったらすぐに言いましょう。15分くらいは確実に動けません。
感じる臭いは様々見たいですが、私は鼻から抜ける臭いが生肉の加工工場みたいな臭いがして
頭の周りをカランカラン…って竹と竹がぶつかり合っている音が遠くなったり近くなったりっていう感じです。
ちなみに、処置室では毎日オルゴール調のコ○クロがBGMとして流れていたので、私は
オルゴール調のコ○クロの曲を聴くと全身が激しく拒否反応を起こして心臓がバクバクして気持ち悪くなるくらいにはトラウマです。
☆主な副作用
脱毛
唾液の分泌量の減少
耳鳴り
吐き気・食欲不振
火傷
個人的には、放治の方が精神的にも、体力的にも辛かったです。
そして副作用が抗がん剤よりも強く出たと思います。
私が個人的に感じた副作用については別の記事で触れるので割愛いたします。